2020/09/10 16:51

未だに衰えを知らないコロナ旋風ですが、その中ですっかり有名になってしまった妖怪がアマビエ様ですね。

ところでアマビエって何???という方も意外と多いかと思います。そこで、アマビエ様の紹介をさせてもらおうと思います。



アマビエ様とは、江戸時代後期に肥後国(現熊本県)の海に現れた妖怪とされています。夜ごとに光る海に不審を持った役人が訪れたところ、アマビエと名乗る妖怪が出現しました。たじろぐ役人に対してアマビエ様は「今から6ヶ年の間は諸国で豊作が続くであろう。しかし同時に疫病も流行するから、私の姿を描き写し、その絵を人々に早々に見せよ。」と告げて海の中に帰って行きました。


今年(2020年)2月下旬から大流行を始めた新型コロナウィルスに対して、どこからともなく「アマビエ様のちからを借りよう!」との発想が生まれてきました。そして江戸時代後期に書かれたとされる瓦版(かわらばん)のアマビエ様の絵を元に様々な方がイラストを書き世に送り出しました。ついには厚生労働省も感染拡大防止アイコンとしてアマビエ様を使用するに至りました。




つまり、アマビエ様とは疫病退散効果のある魔除け(まよけ)なんですね。アマビエ様のイラストを身に付けているだけで疫病を追い払ってくれるお守りのようなものなのです。そこで、吉祥寺プリント工房でも、アマビエ様をモチーフにした商品を作れないかな?と考えました。幸い娘が美術学部のデザイン学科に通っていたのでイラストを依頼して(有料(涙))、二種類のアマビエ様イラストが完成したのです。

最初に作ったのがこちらのアマビエ様↓


「疫病退散」の文字は私が入れたのですが、娘に「可愛くない」と言われて変更したのがこちら↓

どちらも好評で、Tシャツエコバッグなど購入していただいております。


いつ終わるかもわからないコロナ禍ですが、「疫病退散!アマビエ様」イラストグッズを身に着けてコロナを跳ね返しましょう!